2015 – 2024
みんなでサケさがそ! 2018

2018-004
サクラマス(ヤマメ) 8/6 琴似発寒川あゆみ橋のすぐ上流の魚道 魚道のなかにサクラマスが入っていないかと、そうっとのぞきこんでみたところ、ヤマメの群れがいました。群れのわきにはウグイもいました。ウグイはヤマメより臆病なようでした。

2018-005
アカネズミ 8/6 白老町ブウベツ川 サクラマス(ヤマメ)の生息状況を見るため河原に降りたところ、土手の土の穴から2匹のアカネズミが飛び出しました。1匹は倒木の上にとまって様子を伺ったあと、すばらしいジャンプを見せて流れに飛び込み、潜水泳法で対岸にたどり着きました。思いがけない生きものとの出会いが、おもしろいです。

2018-006
サクラマス 8/11 琴似発寒川JR鉄橋のすぐ上流あゆみ橋の下の堰堤 雨で濁りが入ったのでもしやと堰堤のたたきを観察していたところ、サクラマスが上流を目指していました。サクラマスにとって魚道が見つからないのは気の毒ですが、見る側にとっては好都合。少し複雑です。

2018-008
サケ 8/26 千歳川さけます情報館近くの分流 千歳川ぞいの散策路から川の方をのぞきこむと、サケのペアを発見、映像をとりました。内別川でサケ目撃、サケのふるさと千歳水族館の観察窓にサケの群れがきたと聞き、もしやと思って行ったのが大当たり! このすぐ上流にも多くのサケが産卵していました。

2018-013
サケ 9/15 星置川JRほしみ鉄橋下 今年も星置川に鮭が戻ってきました。ペアがいましたが鉄橋下で暗く撮影しにくく日の当たる場所に移動したところのショットです。今年はJR鉄橋から一本下の星置橋は改修工事が行われており、騒音激しく覆いもあるため観察出来ません。さらに下流の清流橋は本日確認できませんでしたが今後、期待出来そうです。

2018-017
サケ 9/12 石狩川水系徳富川支流総富地川 総富地川の河口(徳富川との合流点)から、その上流400mほどまでの区間をウェーダーを履いて1往復し、川底に多数のサケ産卵床を目視で確認しました。生きたサケ2個体、死亡したサケ8個体を見つけました。死亡8個体のうち3個体には動物の食痕があり、さらにそのうち1個体は岸辺に持ち運ばれ脊髄骨と尾部しか残っていませんでした。昨年同期に比べ、サケの遡上が2週間ほど遅い印象を受けました。

2018-019
サケ 9/17 星置川JR鉄橋下 ここ数日快晴に近い陽気が続き観察しやすい状況下 夕方、光線の加減が最高の時間にサケのペアを撮影することが出来ました。すぐ上流では産卵を終えたホッチャレの姿も確認。河口に近い宮下橋下の深みでは目視で約10尾程度さらなる遡上を待っている状況も確認出来、今後、さらなる遡上が期待できそうです。

2018-022
サケ 9/19 星置川星流橋上流50m 今日は星置川星流橋上流50mでサケで賑わっています。いつも賑わう星流橋下は水量が少ないせいか橋、上流の少し深みのある場所で目視で8尾、産卵床を掘っているペアも確認出来ました。写真はメスを追いかけている様子です。

2018-023
サケ 9/19 石狩川水系徳富川支流総富地川 1週間前(9月12日)にも同じ場所、同じコースを歩きました。目視できたサケの数は2尾から20尾に増えました。ホッチャレは2尾でした(前週は8尾)。写真は、川底の産卵床と思われる場所に並んで定位していた2尾です。カメラを水中に入れて撮った別の画像の中に、サクラマスが数尾、写っていました。

2018-028
サクラマス 9/17 星置川宮下橋直下の深み サクラマス発見は初めて・・・興奮しました。例年遡上初期にサケが溜まる場所ですが、17日午前10時、深みを覗いていると数尾赤みを帯びた魚体が水面近くに現れました。明らかに鮭の魚体の色とは異なるため、不鮮明ながらこれまで確認出来なかったサクラマスであろうと考えます。18日19日と清流橋付近、JRほしみ鉄橋下で観察しましたがサケの遡上は確認出来るもののサクラマスらしき姿は確認出来ませんでした。

2018-031 【産卵賞】
【産卵賞(審査員特別賞)】 サケ 9/23 真駒内川豊平川さけ科学館下流 今年も鮭が帰って来てくれました。画像はオス、メスの二匹。メスにはピンクの目印のようなものが付いていました。初めてみましたが何のためでしょう?

2018-034
サケ 9/22 星置川JRほしみ鉄橋下 三つ巴 雨が少なく水量が少ない中ですが、毎年見られるJRほしみ鉄橋下で産卵床を掘るメスサケにオスが寄り添っている状況は子孫を残すため必死になっている姿にいつも感動を覚えます。鉄橋から上流には役目を終えて横たわっているサケが数尾確認出来ました。

2018-039
サケ 9/27 星置川星流橋下流 日没前覗いて見ると目視だけで10尾綺麗な魚体と産卵を終えた魚体がほぼ同じ場所で混雑しています。今シーズン最大の集団、また、橋の上流でも数尾確認。遡上がピークを迎えた様子です。

2018-041
サクラマス 9/27 星置川星流橋直下の上流 産卵を終えたのでしょうか?同じところに留まりゆらゆらと泳いでいます。撮影は光線の加減、風による水面のゆらめきなどなかなか気に入る映像がありませんが、天候を見てウオッチングを楽しんでいます。

2018-044
カワガラス 9/30 中の川札樽自動車道高架下 住宅街にも関わらず川面にカワガラスを発見 目の前でエサを取り始めたのでじっくり観察していたところ サクラマスの卵を食べていました この時期ならではのご馳走です

2018-046
カラフトマス 9/28 藻別川河口から約1.5kmの栄大橋付近 ピンクサーモン(カラフトマス)の大群が遡上中でした。水中で激しい場所取り合戦が繰りひろげられているのでしょう、浅瀬のいたるところで、ひっきりなしに水しぶきがあがっていて、時間を忘れて見入ってしまいました。これぞまさにワイルドサーモン!

2018-052
サクラマス 10/3 精進川中の島小学校横 豊中公園から精進川に出たら、バシャバシャと泳いでいました。ペアで泳いでいる魚の他にも2~3匹いました。あんな小さい川におっきい魚がいてビックリです。

2018-053
サケ 10/4 星置川JRほしみ陸橋下 サケ自然に帰る・・・1 快晴の昼間、JRほしみ鉄橋下、星流橋下、宮下橋から河口橋の中間地点でサケの姿が観察されます。JRほしみ鉄橋下あたりでは役目を終えたサケの姿がたくさん目立つようになってきました。そろそろ遡上も終盤でしょうか?

2018-064
サケ 10/11 沙流川平取町二風谷ダム(魚道) 二風谷ダム堤体にとりつけられた「スイングシュート式魚道」で撮影しました。中央右寄りに、ジャンプするサケの背中が写っています。この日は、10分間に3尾ほどの割合で堰を超えるサケを目視できました。

2018-068
サクラマス 10/5 西野川上の橋付近 産卵できそうな場所がほとんど無い西野川ですが、上の橋付近でサクラマスのメスを2匹見ました。うまく産卵できてるといいです。それと産卵可能な場所も増えるといいな。

2018-069
サクラマス 10/10 山鼻川 この川は産卵できる場所は少ないですが、毎年サクラマスが遡上します。実はものすごく大きくて太いオスのサクラマスも遡上していましたが、写真は撮れませんでした。このオスは近づいてもじっとしていてくれました。産卵床の近くにはウグイも群れていました。

2018-071
サクラマス 10/8 精進川管理橋 精進川放水路の方のサクラマスです。落差工の下にいた1匹のメスに対してサクラマスのオスとヤマメのオスがそれぞれ4、5匹ずつ集まって産卵していました。産卵した後に砂利をかけようと必死に川底を掘るメスでしたが砂利がほとんどありません。しょうがないので落差工の上流にあった砂利をバケツ一杯分くらい産卵床の近くに運んでやりました。2日後、見に行くと綺麗な産卵床を守る彼女の姿がありました。

2018-072
カワガラス 10/17 星置川清流橋直下 清流橋直下では新顔のサケを含め10尾程が泳いでいる中、カワガラスがやってきました。サケの遡上はまだ続いているようです。例年見られるJRほしみ鉄橋下は数が極端に少ない状況。

2018-083
サケ 10/19 厚別川36号線から600m上流 調査中にサケのホッチャレを見つけました。残念ながらすべての卵は産めなかったようです。厚別川は川底の砂利が柔らかくて産卵に良さそうなのですが、平瀬が続く単調な流れで、河床にもブロックがあるため、サケには産卵しづらいのかもしれません。

2018-086
サケ 10/26 星置川星流橋下 今年最大の群れがやってきました。遡上したばかりのきれいな魚体を含め、清流橋下で目視できるだけで22尾、例年この時期では遡上数が減少していますがこの時期での大量遡上は珍しい現象と思われます。

2018-087
サケ 10/26 星置川星流橋下 幼稚園児が大喜び・・・目視だけで20尾程度の大量遡上の中、観察していると近くの幼稚園児がやってきて、数を数え川まで降り、歓声を上げています。ホッチャレにも興味津々、とっても良い自然観察学習ですね。

2018-089
サケ 10/11 須部都川JR橋(札沼線)下流 昨年、初めてサケの産卵状況が確認され、今年も確認できました!昨年より3週間ほど早い確認です。平成20年から毎年実施している「月形町」「花の里つきがたの水と緑を愛する会」におけるサケ稚魚放流の成果が実際に確認できて感動しました!

2018-090
サケ 10/15 須部都川JR橋(札沼線)下流 先週の確認に感動してまた来てしまいました。産卵を終えホッチャレとなったサケが確認されました。体も目もまだ綺麗でした。またペアとなっているサケも泳いでいたので、もっと多くのサケが来てくれることを願っています。

2018-093
サケ 11/2 星置川星流橋直下 数日の雨で増水。清流橋直下では目視で13尾。くたびれた姿が多いが、ここ数年観察の中でこの時期では一番の遡上数です。また、JRほしみ鉄橋下の橋でも2尾確認出来ました。

2018-095
サケ 11/2 古平川河口左岸側の砂利浜 産卵を終えたメスザケが、河口のすぐ横の浜に打ち上げられていました。カラスとカモメが食べに来ていましたが、海の生物のごちそうになっているサケもきっと多いでしょうね。

2018-099
オオワシ 11/4 猿払村鬼志別川上流新小石橋上流 鬼志別川上流部の河畔林にオオワシが留っていました、鬼志別川もサケの遡上が極端に少ないですが、サケの死骸が少数ありそれを食べているようです。

2018-103
サケ 11/8 星置川星流橋直下 まだ9尾確認出来、下流50m位ではかなりの数の産卵床があり、左右の草むらにサケが隠れるように泳いでいます。今年は特別大きな増水がなく、サケも落ち着いて産卵出来たことでしょう。

2018-110
サケ 11/10 十勝川 ととろーどの魚道観察窓 魚道の中を泳ぐシロザケです。遡上シーズン終盤でしたがそれでもかなりの量魚道に溜まっていました。シロザケの卵を狙うニジマスも見られました。

2018-113
サケ 11/16 星置川星流橋直下 気温6度 曇り 手稲山山頂では積雪が見られるが平地での積雪がまだない時期、魚体に傷がほとんどない綺麗なメスが、すでにある産卵床箇所に産卵床を掘っています。回りには目視で8尾、そろそろ遡上も終盤でしょうか?

2018-118
サケ 11/21 遊楽部川建岩橋 旅先で撮りました。きれいな姿のサケでした。まわりにもたくさん泳いでいました。建岩橋の上で一緒になった地元のウオッチャーさんが、「毎週見にきているが、今日は今年に入っていちばん数が多い感じだ」と教えてくれました。ラッキー!

2018-121 【最優秀賞】
【最優秀賞】 ハシブトガラス 11/28 豊平川東橋約130m下流左岸 川沿いを自転車で走っていて見つけました。ホッチャレをハシブトガラス2羽がつついていました。また、30mほど下流では、オオセグロカモメが別のホッチャレを食べていました。

2018-122
サケ 11/29 勇払川パンケナイ川上流 1ヶ月前はたくさんサケが居たのに、今日はわずかに1尾。ホッチャレも綺麗にありません。ワシの羽がたくさん落ちてたし、浅くて小さい小川なので、動物が食べやすいのかなあ?

2018-127
サケ 12/2 利根川支流烏川の上里ゴルフ場裏 11回目になるサケの産卵観察会で本年も産卵行動と産卵後の斃死個体を確認する事ができました。この場所での産卵床は8~10床程度、当日活動中の個体は7~8個体でした。

2018-129
サケ 11/23 鳥取県倉吉市倉吉駅の裏の天神川の小田橋 山陰本線の列車が写っているから場所の特定ができますね。この日は悪天候でこの死骸しか見えませんでした。天神川漁協の話では今年は200匹程度の捕獲があったそうです

2018-131
サケ 12/2 声問川支流ニタトロオマナイ川沿線橋上流部 サケの死骸、この河川上流部は直線化・護岸が施されていますが、散発的に堆積した礫床でサケが細々と命を繋いでいます、毎年産卵行動が確認されていますがその遡上数は少ないです。

2018-140
オジロワシ 12/4 鵡川の砂州 サケかシシャモのホッチャレを狙っていたんでしょうか、川辺の切株の上でしばらく獲物を狙っていました。遠目には椅子に座る人に見えるくらい、大きな個体でした。

2018-144
サケ 12/7 石狩川水系忠別川(忠別橋上流) 命尽きるまで産卵床を守ったようすが、尾ビレのスリ切れ具合で判ります。河川工事は水量の減る冬期に行われることが多いので、川底の「ゆりかご」に汚水が流れないよう見守りましょうね。

2018-149
アユ 11/16 兵庫県香住町応挙寺の前の矢田川油良橋の下 この辺の人は香住の矢田川へ鮭を見に行くと聞き、行きましたが、魚影なし。代わりに橋の下に見たことのない魚(後日アユと判明)の大集団に遭遇しました。これが鮭ならどれだけうれしいか。