札幌ワイルドサーモンプロジェクト(SWSP)が実施している、市民参加の写真撮影による調査「みんなでサケさがそ!」に、2018-2019シーズンに投稿いただいた写真(計170枚)です。
【フォトコンテストの結果】
最優秀賞 No.60 No.121
優秀賞 No.50
全国賞 No.156
産卵賞(審査員特別賞) No.31
※写真の撮影場所はこのマップで確認できます。
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2018-004
サクラマス(ヤマメ) 8/6 琴似発寒川あゆみ橋のすぐ上流の魚道 魚道のなかにサクラマスが入っていないかと、そうっとのぞきこんでみたところ、ヤマメの群れがいました。群れのわきにはウグイもいました。ウグイはヤマメより臆病なようでした。

2018-005
アカネズミ 8/6 白老町ブウベツ川 サクラマス(ヤマメ)の生息状況を見るため河原に降りたところ、土手の土の穴から2匹のアカネズミが飛び出しました。1匹は倒木の上にとまって様子を伺ったあと、すばらしいジャンプを見せて流れに飛び込み、潜水泳法で対岸にたどり着きました。思いがけない生きものとの出会いが、おもしろいです。

2018-006
サクラマス 8/11 琴似発寒川JR鉄橋のすぐ上流あゆみ橋の下の堰堤 雨で濁りが入ったのでもしやと堰堤のたたきを観察していたところ、サクラマスが上流を目指していました。サクラマスにとって魚道が見つからないのは気の毒ですが、見る側にとっては好都合。少し複雑です。

2018-008
サケ 8/26 千歳川さけます情報館近くの分流 千歳川ぞいの散策路から川の方をのぞきこむと、サケのペアを発見、映像をとりました。内別川でサケ目撃、サケのふるさと千歳水族館の観察窓にサケの群れがきたと聞き、もしやと思って行ったのが大当たり! このすぐ上流にも多くのサケが産卵していました。

2018-013
サケ 9/15 星置川JRほしみ鉄橋下 今年も星置川に鮭が戻ってきました。ペアがいましたが鉄橋下で暗く撮影しにくく日の当たる場所に移動したところのショットです。今年はJR鉄橋から一本下の星置橋は改修工事が行われており、騒音激しく覆いもあるため観察出来ません。さらに下流の清流橋は本日確認できませんでしたが今後、期待出来そうです。

2018-017
サケ 9/12 石狩川水系徳富川支流総富地川 総富地川の河口(徳富川との合流点)から、その上流400mほどまでの区間をウェーダーを履いて1往復し、川底に多数のサケ産卵床を目視で確認しました。生きたサケ2個体、死亡したサケ8個体を見つけました。死亡8個体のうち3個体には動物の食痕があり、さらにそのうち1個体は岸辺に持ち運ばれ脊髄骨と尾部しか残っていませんでした。昨年同期に比べ、サケの遡上が2週間ほど遅い印象を受けました。

2018-019
サケ 9/17 星置川JR鉄橋下 ここ数日快晴に近い陽気が続き観察しやすい状況下 夕方、光線の加減が最高の時間にサケのペアを撮影することが出来ました。すぐ上流では産卵を終えたホッチャレの姿も確認。河口に近い宮下橋下の深みでは目視で約10尾程度さらなる遡上を待っている状況も確認出来、今後、さらなる遡上が期待できそうです。

2018-022
サケ 9/19 星置川星流橋上流50m 今日は星置川星流橋上流50mでサケで賑わっています。いつも賑わう星流橋下は水量が少ないせいか橋、上流の少し深みのある場所で目視で8尾、産卵床を掘っているペアも確認出来ました。写真はメスを追いかけている様子です。

2018-023
サケ 9/19 石狩川水系徳富川支流総富地川 1週間前(9月12日)にも同じ場所、同じコースを歩きました。目視できたサケの数は2尾から20尾に増えました。ホッチャレは2尾でした(前週は8尾)。写真は、川底の産卵床と思われる場所に並んで定位していた2尾です。カメラを水中に入れて撮った別の画像の中に、サクラマスが数尾、写っていました。

2018-028
サクラマス 9/17 星置川宮下橋直下の深み サクラマス発見は初めて・・・興奮しました。例年遡上初期にサケが溜まる場所ですが、17日午前10時、深みを覗いていると数尾赤みを帯びた魚体が水面近くに現れました。明らかに鮭の魚体の色とは異なるため、不鮮明ながらこれまで確認出来なかったサクラマスであろうと考えます。18日19日と清流橋付近、JRほしみ鉄橋下で観察しましたがサケの遡上は確認出来るもののサクラマスらしき姿は確認出来ませんでした。

2018-031 【産卵賞】
【産卵賞(審査員特別賞)】 サケ 9/23 真駒内川豊平川さけ科学館下流 今年も鮭が帰って来てくれました。画像はオス、メスの二匹。メスにはピンクの目印のようなものが付いていました。初めてみましたが何のためでしょう?

2018-034
サケ 9/22 星置川JRほしみ鉄橋下 三つ巴 雨が少なく水量が少ない中ですが、毎年見られるJRほしみ鉄橋下で産卵床を掘るメスサケにオスが寄り添っている状況は子孫を残すため必死になっている姿にいつも感動を覚えます。鉄橋から上流には役目を終えて横たわっているサケが数尾確認出来ました。

2018-039
サケ 9/27 星置川星流橋下流 日没前覗いて見ると目視だけで10尾綺麗な魚体と産卵を終えた魚体がほぼ同じ場所で混雑しています。今シーズン最大の集団、また、橋の上流でも数尾確認。遡上がピークを迎えた様子です。

2018-041
サクラマス 9/27 星置川星流橋直下の上流 産卵を終えたのでしょうか?同じところに留まりゆらゆらと泳いでいます。撮影は光線の加減、風による水面のゆらめきなどなかなか気に入る映像がありませんが、天候を見てウオッチングを楽しんでいます。

2018-044
カワガラス 9/30 中の川札樽自動車道高架下 住宅街にも関わらず川面にカワガラスを発見 目の前でエサを取り始めたのでじっくり観察していたところ サクラマスの卵を食べていました この時期ならではのご馳走です